カジュアルだっておしゃれに。40代からの冬のカジュアルの着こなし

研究−お洋服編

薄着の季節は使うアイテムも少なく、比較的お洒落な雰囲気を作りやすいですが、冬になると途端に「野暮見え」なんてことありませんか?不思議なことに大人になるにつれ、若いときの着こなしや組み合わせが途端に貫禄づいたり、男性的に見えたり、華やかさを失ったり

生活感が出やすいロングスカートスタイル

コートにスカートを合わせるときに難しく感じる丈感の問題。アンバランスな丈感は生活感や古い印象を与えてしまい損してしまうこともあります。さらにいつものバッグ、いつものシューズ合わせが老け見えの原因になっていることも。

気を付けたいポイント

丈感:
スカートとコートの合わせで気を付けたいのは、それぞれの丈感のバランス。この写真(左)のような中途半端な丈のコートにロングスカートをあわせて、更に前をすべて閉じて着てしまうと、ちょっと古い印象にみえませんか?

小物使い:
機能性だけを考えた小物使いが生活感の原因になってるかもしれません。ちょっとそこまでの手提げや機能性だけを重視したスニーカー合わせがせっかくのアイテムも野暮見えすることも。

ヘアメイク:
大人カジュアルで気を付けたいのがヘアメイク。乱れた髪やナチュラルすぎるメイクが疲れた印象を与えてしまいます。

スカートスタイルで知っておきたいこと

①丈感のバランス
すぐに見直せるのはコートの長さ。
ロング丈のスカートを着たときにはショート丈を合わせてトップスとボトムスの比率を1:1.2程度に変えることではつらつとした印象に。高身長の人はスカート丈と同じ丈のロングコートに合わせてもさらに映えるスタイルに。

②足元と着こなしを変えてみる
コートのボタンを開けてボトムスとトップスの比率を見せることによってバランスを取ることもできます。ブーツやタイツで足元をスカートと繋いで、高さも出してあげると更にスタイルアップ効果が狙えます。

③ヘアメイクを変える
着こなしより更に影響が大きなヘアメイク。束ねた時の後れ毛の処理や、前髪の雰囲気を整えるだけで生活感を大きく軽減することができます。メイクはポイントをしっかり抑えたカジュアルメイクがおすすめです。



✓コートの丈や足元を変えるだけで生活感が抜ける

華やかさが出にくいメンズライクスタイル

男性要素が強いコートにパンツを合わせるときに気を付けたいのは華やかさを取り入れること。
厚手のカジュアルコートやボックス型のコートはパンツの太さや丈によって見え方が大きく変わります。

気を付けたいポイント

コートとパンツの形:
大人の女性が厚みがある男性要素が強いコートに、同じく男性要素が強いパンツを合わせると、
カジュアルすぎたり、女性らしさが損なわれることがあります。

防寒対策:
冬のファッションにおいて防寒は重要ですが、その完全な防寒対策で思っている以上に着太りして見えている場合があります。

小物使い:
寒い季節になるとコートのイメージが占める割合が大きくなり、カラーリングが地味になることも。無難な小物使いがコーディネート更に地味にしてしまいます。 

パンツスタイルで知っておきたいこと

①ボトムスで女性らしさを表現
自分の体型にあった細身のデニムやスキニーパンツを合わせてみます。
体型カバーにと選んだゆとりがある形のパンツは逆に全体を大きく見せてしまう時があるので注意します。

②レイヤードを取り入れてみる
ストールやマフラーの他に、ニットの下にシャツをレイヤードする方法もおすすめです。写真で比較すると、マフラーで首元を隠してしまうより一枚多く重ねて首元を見せたほうがスッキリするのがわかります。

③小物で遊んで華やかさを
シンプルなスタイルの場合、ファーバッグや巻物、メガネなどを使って個性や遊び心を出していきます。重くなりがちな冬のコーディネートにも華やかさがプラスできます。





✓ボトムスで女性らしさ、レイヤードでこなれ感を

今日のお洒落の引き出し

スタイリストEriさんから教えてもらったファッションの知識や発見です。色んなスタイリングに応用できます。
スタイリストEriさんのInstagramはこちら

ストライプシャツ:
ニット下に使ったシャツはブルーのストライプ。ストライプ柄はトラッドと相性がよく、私の靴の中で一番ドラッド感が強い革の紐靴(レースアップシューズ)を使用しました。
ビットローファーやローファー、スニーカー伊達メガネなどとも相性◎



グレンチェックのボストンバッグ:
こちらのバッグもトラッドとの相性が良い柄と形。ドラッドな雰囲気のボタンに付け替えた、20年前に買ったショートコートに合わせました。シンプルなブーツスタイルに合わせやすいバッグ。


ニットのサイズ感:
ブルーのニットはユニクロのものでサイズはL。私は158cm、7号〜9号を着用します。身幅が大きめのサイズのニットはカジュアルに。きれいめやフォーマル寄りにニットを着たい場合は、ジャストサイズ(Mor Sサイズ)を選ぶと◎



今回は以上です。
日常のおしゃれに活用してみてくださいね♡

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