似合うものがわからなくって買い物も
楽しめない。
時間が限りがある中、何を買ったらいいか
わからず適当な服を買って増えるばかりで
コーディネートは相変わらず冴えない。
お金は沢山使っているのに
自分がしてみたいファッションを
身にまとった女性とすれ違っては
顔のせい
スタイルのせい
生まれ持ったセンスのせい
自分の経済力のせい
通勤しても
ショッピングにいっても
友達と遊んでも
そのもやもやはいつも頭の
どこかにあって消えることは
ありませんでした。
でも若い頃はそんなことを考えることは
あまりありませんでした。
これはインスタグラムで出会ってきた多くの
女性たちが私に教えてくれたことです。
なぜ私達女性はある時から
突然そんなことになってしまうのか
そんな毎日を積み重ね、年をとっていく
女性は本当に幸せなのか
私はそんな話を聞かせてもらいながら
日々その答えを探すようになりました。
人は年を重ねるほどに個性が出る
人の個性って生まれたときにはまだ
確立されてなくて年を重ねるごとに
人格が形成されて個性が出てくる
ものですよね。
子供が赤ちゃんのことを思い返すと
性別関係なく何でも似合っていたと
思いませんか?
女の子だからこれが似合うとか
男の子だからこれが似合うとか
赤ちゃんって何を着せても可愛いし
言われなければ性別もよく
わからなかったりしますよね。
でも少しずつ性別や
個性もはっきりしてきて
女の子は女の子らしいもの
男の子は男らしいものが
似合うものが分かれてきます。
小学生の頃の自分を振り返ると
ボーイッシュな服もまだ全然
似合っていたなと思います。
むしろ男の子によくまちがえられて
いたのを思い出します。
簡単な話、若いとまだ個性が
確立されてないが故
色んなものが似合ってしまうと言って
いいと思います。
あなたも若い頃のファッションを振り返ると
いろんな服を着ていた記憶はありませんか?
カラフルな色も着れたし
ボーイッシュなものも
年頃になったらエレガント系も
カジュアルも可愛い系も
なんでもOKだった
だけど、ある時を境に洋服が
似合わないと感じるのは
年齢を重ねるごとに
性格や生き方、経験や習慣
そんなものが自分の中に積み重なって
内外面の個性となり
大人になるにつれそれが強くなる。
だから似合う服が絞られてくるん
じゃないかと思います。
おしゃれ迷子=自分の個性を見失っている
本来は若いうちにしっかりと自己理解を
深めておいて迷子にならないことが
理想なんだけど
私達が一番いろんな経験をして
価値観や個性が強まってくる時期には、
忙しさがピークになって
そんなことしてられない人が
多いです。
だから知らないうちに自分の
個性を見失ってしまう。
手っ取り早く自己理解のために
診断に走るんだけど
一辺倒にはいきません。
それが個性なんだと思います。
身体的特徴
内面的特徴
悩み
100人いたら100通り。
セオリー通りにはいかない。
診断は自己理解の方向性を知る
ための道具に過ぎないんです。
診断でいいと言われているものが
自分らしくないと感じる
好みではない
体型に合わない
そう感じている人も多いです。
私も診断士になってもなお
そう思います。
気にしていたパーソナルカラー、
一通りチャレンジもしてみました。
似合うのはわかってるけど
落ちつかない色も沢山あるし
骨格診断でも似合うとされる服も
好き嫌いがあります。
私は診断で似合う服が好みではないなら
それを着るべきではないと
思ってるんですね。
一番幸せなことは
自分を見て嬉しい・楽しい
と感じることだからですね。
自分の取説のページを増やしていく
若さとはすごいものでデタラメに着ても
服を着こなせるパワーがあります。
多少スタイルダウンする
シルエットでも流行りで
済まされる
手にとった服は着れば
それらしくなる
見た目が良ければ多少
機能性が落ちても我慢もできる
羨ましい限りです。
この仕事をはじめてずっと
私は「似合う」とはなにかを
考えてきました。
まずは
①身体的に似合っていること
これは誰がどう考えても必要です。
体型が変化して自信をなくして
しまいがちな更年期世代には
欠かせない要素
②内面的に似合っていること
これは自分の好みやなりたい自分に
なっている状態を表しています。
鏡を見て嬉しくなる状態であれば
人と比べることは減ります。
このことは私自身の経験
そして講座生の皆さんの体験を
総じて言えることです。
そして最後
③機能的に合っている
私はファッションに対してとても
身体を酷使してきました。
スタイルアップもできなかった
似合うものも、似合わせることも
知らなかったから
高いヒールも履いてきたし
見た目が良ければ機能的に
悪かったり身体的にしんどくても
我慢してきました。
だけど、ここ数年そんなことが
言ってられないくらい体感が
変わってきました。
だから大人の女性にとっては
その洋服が自分の体感と合っている
ことも重要になってきます。
このことから
大人にはファッションスキルが必要に
なってくることがわかると思います。
・スタイルアップ
・理想のファッション
テイストの見極めと似合わせ
・機能的な着こなしの
テクニック
これを知って自分の取説を作るんです。
いつも私がお話する自己理解です。
どうすればなりたい姿になって
自分を満足させることができて
早く出かけたいと前のめりになる
くらいのファッションを作るための
注意事項や必須項目を書き込んでいく
感覚です。
そして人の環境や価値観はずっと
同じとはかぎらないですよね。
そしたらまたそんな自分が喜ぶ
内容を増やしたり、アップデートを
していく。
ずっとこれを続けていけば
迷わずいつも自分らしいファッションが
楽むことができると思います。
ファッションは時に感情ではなく頭を使う
大人の女性が、自分に似合う
ファッションを見つけるために
もっと意識的に服を着てほしい。
ただなんとなく服を着て似合う
若い時とは違うので、
感情ではなく頭をしっかり使って
服を選ぶこと。
大人になった私達に似合う服は
生きてきた長さ程、繊細で複雑です。
自分の身体をきれいに見せて
くれる服を選べたら、
こなれさせるための裾さばきや、
留めるボタンの数、丈調整など
自分だけのテクニックも入れてみてほしい。
すると誰にも真似できない
洋服を着慣れた大人のファッション
を身にまとった自分に出会えます。
大人は今売っている流行りの服を
買ったらそれでおしまいではなく
スキルを使って似合わせていく。
流行は必ず10代20代が中心と
なり発信されます。これは海外でも
同じことです。
流行のど真ん中は常に若者です。
私達はすでにそこにはいません。
だから中年層の女性が流行真っ只中に
いると「痛い」状態になるんです。
わぁ流行りのもの着て超おしゃれ!
とはならなくて
ただ若者の真似したおばさんにしか
見えてない厳しい現実がそこには
あります。
もし旦那様がいる方は想像してください。
現在流行っている
土管のように太いワイドパンツに
スニーカー
萌え袖になるくらいの
オーバサイズのカーディガンに
テック素材のバッグを斜めがけして
パールと金属のコンビネックレス
これを旦那様着てかっこよくなると
思いますか?
極端にいうなら
流行りを追うということは
こういうことなんですね。
どうせなら旦那様の体型や年齢に合った
素敵な洋服を見つけてあげてその横で
歩きたいと思いません?
私達も同じなんです。
だからといってファッションを
滞らせるとまた時代から取り残されて
他人と比べて気分を落とすことになります。
ファッションセンスが身に
ついている人は
取説が分厚く時代に合わせて
うまくそれを更新してるから
どんな時代でもおしゃれです。
いつも時代の流れを感じ
自分の変化も感じ
私もこれからどの時代も
心地よくいられる服を
選べるようになりたいと
思っています。
大人のおしゃれは一つの幸せの形
大人になったらあれもこれも
着こなせる必要はないと思います。
最低2つでいいです。
いつも笑顔でいれる自分だけの大人カジュアル
大人のオケージョンに参加するときの
きれいめスタイル
私がSNSで出会ってきた女性たちは
皆さんおしゃれに敏感で
素敵な自分に出会ってみたい
一度でもいいから自分のおしゃれに
満足してみたい
そこから何が見えるのかを知りたい
そんな気持ちの持ち主でした。
私も全く同じでした。
一度でいいからスタイルよく
おしゃれに見える自分に出会って
みたかったんですよね。
昔みたいに高い服を買わなくても
スキルさえあれば高見えも
自分に似合うおしゃれも叶う
この時代に生きていて
良かったなと思います。
似合う服は必ずありますし
見つけてほしい。
人は幸せになるために
この世に生まれてきて
限られた時間を使って
それに向かって歩いています。
本来自分自身を見て気分を落とすなんて
あってはいけない話なんですね。
だけど私は自分自身を見て
不幸だと思うことは当たり前で
なりたい願望をくすぶらせて
生きてきました。
だけど、50歳を目前とした自分が
今は一番好きで、努力も継続できる
ようになりました。
自分をみて嬉しく笑顔で過ごせる
ことは女性にとって大きな幸せの
一つの形です。
私は学び自分のファッションを整えて
心も整いました。
自分を好きになることで
本当の意味で人を気にすることが
できるようになりました。
人の痛みや苦悩を少しでも理解したいし
自分にできることを一つ一つ
実現していこうと前を向けるように
なりました。
余裕がなかった自分の心の中に
他人事に真剣に考え向き合う
スペースができました。
いまから私がこれまで望んでいた
第二の人生がスタートするんだなと
感じています。
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