「コレってもう時代遅れ?」
「もう流行遅れ?」
あなたも一度くらいはこんなこと思ったことがありませんか?
サイトや雑誌を見れば、
あれも古い これも古いとショックを受けてどうしたらいいか悩んでしまう。
何を着たら正解かわからない。
古いファッションはいやだけど
流行ばかり追いかけるのもどうなんだろう。
今回は、現役プロのスタイリストやいつまでも変わらない美貌やスタイルを保つ一般の女性の方々に「古く見えるファッション」や「流行」についてお話を聞いてみました。
また
パーソナルスタイリスト、ファッションブロガーとして活動する私がインターネット情報を調査し一般女性との交流の中で行き着いた結論をお伝えします。
おしゃれや美容を楽しむ女性たちのリアルな声
SNSで男女から愛される女性の声
インスタグラムで男女問わず沢山のフォロワーさんから絶大な人気を集めるあきさん。アラフィフとは思えない美貌を保ちながらいつも自然体。そんなあきさんにファッションに対しての考えを聞いてみました。
【答えてくれたのは】
岡本 有希さん
50歳
派遣社員
Q1. 古く見えてしまう大人女性の共通点を教えて下さい。
A.無難な同系色でまとめてしまうのと、体型を隠すためのメリハリのないコーデは古く感じます。
Q2. あきさんご自身のファッションの アップデートはどうしていますか?
A.基本的に好きなコーデは決まってますが、バッグや靴など、小物を新しく取り入れて変化をつけいます。
Q3 フェミニンを保ちながら綺麗にカジュアルを着こなすコツを教えてください。
A.カジュアルなコーデの時には巻き髪にしたり、小物を可愛いデザインのものにしたりと正反対の要素を取り入れたりしています。
個性派ファッショニスタ。現役美容師の声
色とりどりの洋服を独自のセンスで大人可愛くオシャレに着こなすファッショニスタ。オシャレを楽しみながら子育てと美容師という多忙な仕事をこなすmeguさんにもファッションに対しての考えをお伺いしました。
【答えてくれたのは】
meguさん
39歳
美容師
Q1. 古く見えてしまう大人女性の共通点を教えて下さい。
A.洋服のサイズがあってなかったり生地が安っぽい人。洋服に手入れが行き届いてない人 。
Q2. めぐさんは流行をどんな風に自分に取り入れていますか?
A. 必ず試着してから買います。流行も大切ですが自分に似合うか着てみないとわからないので。
例えば
大きめの襟が流行りなら色んな襟を試着し自分らしい物に出会うまでは購入しません。全て流行を取り入れるのではなくワンポイントだけを取り入れます。ジレ、襟、マーメイドスカート、など着用する時はどれか一つアイテムを絞り、後は控えめなアイテムを組み合わせています。
Q3.これから40代、50代にむけてファッションも含めどんな女性になっていきたいですか?
A. 色や形が変わってくるので変化を楽しみながらオシャレを無理なく楽しみたいです。 全てプチプラでコーデをするのではなく、小物は上質な物を取り入れて安っぽく見せないようにこれからも心がけていきたいです。
ミセスコン受賞の経歴を持つ働く主婦の声
子育て仕事と超多忙な時間を過ごす主婦でありながら、長年の夢を叶えるために長期のトレーニングを要するミセスコンに出場し、福岡県代表として選出されたMIWAさんに流行服と理想についてお話を伺いました。
【答えてくれたのは】
MIWA さん
37歳
美容関係 ・’21 ミセスグローバルアース福岡 準グランプリ受賞
Q1. 古く見えてしまう大人女性の共通点を教えて下さい。
A.昔の服を無理やり「今」に合わせたような若干のズレが古く見えてしまいます。もし流行を意識するのであれば同じアイテムでも丈やサイズ感を時代の雰囲気に合わせて更新することは大切だと思います。
Q2. MIWAさんにとって理想的な大人のファッションを教えて下さい。
A.洗練された都会的なファッションを目指しています。
30代になった時に20代で着ていた洋服や好きだった洋服のテイストにすごく違和感を感じるようになりファッション迷子になってしまいました。そして30代になりいかに自分を素敵にみせられるかを考えるようになりました。
サイズ感や配色が整っている方を見ると素敵だなあと思います。私もパッと目をひくような素敵な大人ファッションを目指します。
Q3.カジュアルファッションを素敵に着こなすコツを教えてください。
A. 全てをカジュアルにはしないことですね。洋服がカジュアルな時はヒールを履くとかスニーカーならアクセサリーを綺麗なものにするようにしています。シンプルコーデにプラス1することも大事です。Tシャツの時は肩からニットをプラスしてみたり、アクセサリーも大きい物をプラスするとカジュアルファッションも洗練されると思います。❤️
一般女性を手掛けるプロのスタイリストの声
一般の女性たちの日常を支えるスタイリストだからこそわかる。プロから見た流行とはなにか。そして古くならないオシャレのポイントを二人のスタイリストさんに聞いてみました。
「流行から自分流へ」心もファッションの一部
流行にとらわれてない自分流のファッションがいつもおしゃれでかっこいい唯一無二のスタイリストであるAkiさん。どうすれば私達大人の女性が自分のオシャレにたどり着くのかのヒントを教えてくれました。
【答えてくれたのは】
Akiさん
54歳
ナチュラルビューティースタイリスト/主婦
Q1.古く見えてしまう大人女性の共通点を教えてください。
A.今の自分に合っているか、「何でも良いやー」になっていないか。ずばりここだと思います!
服のフィット感やコーデの際のカラー使い。 ノーアクセ。
そしてその人自身の気持ち。 勿体ないですよね。オトナ女子には 魅力が沢山溢れてるのに! 昔の服でもいくらでも着方、その人の姿勢次第で 全然普通にカッコよく着られます。
Q2. あきさんご自身はファッションの流行と どう付き合っていらっしゃいますか?
A.今の私は 若い時こそ流行と共に流れ流れていく事をおすすめしてます。そうやって流れて、動いて、着て、自分の似合うモノ似合わないものを知る。 そうしてファッションから自分らしさを見つけ、知る事がとても大切だと感じているからです。
だから失敗もとても大切!
年を重ねた今は残念ながら、着たいけど着られないモノも増えましたから、シンプルコーデが主になった今は、小物使いで流行を手軽に取り入れる様にしてます。
現在はファッション界もサスティナブルが進んでいるので箪笥の肥やしの中から再度流行が戻ってきたアイテムを着こなしてみる! そんな楽しさもお伝えしています。
Q3. スタイリストの立場から大人女性のファッションが古くならないように するためのアドバイスをください。
A.古くならないように見せる。簡単! それだけなんです。
同じオトナ女子の皆さんは 「是非是非こなれて下さい」とアドバイスしてます。 同時に 好きなアイテムをガンガン取り入れて下さい!と。
私が皆さんにお伝えしているのは、 好きなモノを身に付けると自然と気持ちが上を向き笑顔になる。 そして、その人からパワーが溢れ出します。
同時に
ヘアスタイルをきちんとしたくなる。メイクもきちんとしたくなる!
そこには何の工夫も必要ないですからね。
それから
古く見えてしまう=服で魅せる時期 である春秋に関しては「首」を見せて下さい。 手首、足首です。 パンツの場合は丈をロールアップする アウター、トップス、長袖を無造作にめくる これで相当見た目が変わります。 そこにその方に合ったアクセをセレクトでバッチリ✌︎
スカートやワンピ等はシューズセレクトで随分変わりますし、時には崩すのも必要!。
それからここが大事。
姿勢。胸張って生き生きと!
猫背ちゃんでは折角の素敵なコーデもマイナスになってしまいますから。 そして毎日鏡の前でコーデチェックも忘れずに! これを意識して 実践するだけできっと古いものもあれ?ちょっと違うかも?と思えるはずです。
是非やってみて下さい。
もっと自分のオシャレに自信をもって楽しんでほしい
定番アイテムを軸とし、ハイブランドからプチプラアイテムを上品かつ自由自在に着こなすスタイリストEriさん。その揺るぎないファッションマインドはどこから来るのでしょうか?
【答えてくれたのは】
ERI さん
45歳
パーソナルスタイリスト
Q1.古く見えてしまう大人女性の共通点を教えてください。
A.”無難&地味”
ファッションでは切り離せないメイクやヘアースタイルがいつも同じであったり体型を隠したいが故、全てを覆い隠してしまうことによって起こる野暮ったさ現象。 色やデザイン、素材の使いこなし方のバリエーションの少なさ。
Q2. Eriさんご自身はファッションの流行と どう付き合っていらっしゃいますか?
A. 職業柄、今年のトレンド傾向を把握することは重要だと思いますが、昔からトレンドをガッツリと重視するというスタンスではありません。
何故なら、トレンドを取り入れることでオシャレが確立するとは考えていないからです。
どこのお店に行っても同じようなデザイン、カラー。どの雑誌を見ても同じようなスタイリング。街では同じようなスタイリングばかりの人たちで溢れかえっています。これほど面白くないことはありません。
「一つでも自分のこだわりを持つということ。」
その一つを見つけることが大変なのかもしれませんが、そこを見つけられるとこの先ずっとその人自身の軸になります。 トレンドを取り入れずともいくらでもかっこよく自分を表現できる方法はあると思っています。
Q3. スタイリストの立場から大人女性のファッションが古くならないように するためのアドバイスをください。
A.トレンドを取り入れることもいいですがトレンドを取り入れても本来自分のテイストに合わない場合もあります。
コンサバテイストが好きなのに、今期はグリーンのバッグがトレンドだからと突然それを取り入れてもチグハグになる場合もあります。
必ずしもトレンドが全てとは言えないんです。
日本人特有なのかもしれませんが、もっと自分の良いところを探してほしいと思います。そして、周りの目を気にしすぎないでほしいのです。
手っ取り早い方法としては、アクセサリーをつけること。 手首、足首、首ラインを見せること。
その人によって違う部分もありますが、女性らしさを隠したり、失ってほしくないと思っています。
結論・あなたが感じる流行に対しての不安はただの想像に過ぎない
いかがでしたか?
一方的なインターネットや雑誌の情報だけで自分のオシャレに迷いを持ってしまうのはもったいない。
古いファッションとはアイテムそのものというより
「自分に目をそむけたり、ファッションを置き去りにした現象」とも言えますね。
流行遅れかしら?
私ってダサいって思われてる?
こんな洋服着たらおかしい?
そんな不安が襲ってきたら
1 不安をいだいてインターネットで安易に検索をしない SNS及びインターネットトップにランキングされるもの、雑誌には「アイテム販売」の意図も多く含まれていることを念頭に置いて読んでください。 2 行き交う人のファッションをもう一度想像してみる あなたの生活圏で憧れのファッショニスタと同じような人がどれくらい存在しますか?現実はそれぞれのファッションをそれなりに楽しんでいる人が大半なんです。 3 もしそのファッションの人が街にいたら? 着たいと思った服を第三者が着て街角にいることを想像してみましょう。自信がなくなった時には客観的視点でそれを考えてみることも有効です。 4 オシャレを発信するにはリスクがある 憧れや理想を持つことは大切です。ですがその人達もそれ相応の資金と時間、エネルギーを投入して発信されていることをお忘れなく。
オシャレに必要なのは「知識と経験」です。そしてそこから生まれる個性とセンス。
ファッションは自己表現であり自己演出の手段。
自分がどう見られているのかではなく
どう見せたくてその洋服を着ているのか。
若々しく?
エレガント?
アクティブ?
清楚?
誠実?
ハンサム?
キュート?
まずは今日なりたい自分をイメージしてみませんか?。
そして今日の自分を洋服とヘアメイクで作っていく。
あなたが着たいと思うなら悩む必要なんてありません。そんな能動的で前向きな気持ちがファッション感度を高めます。
毎日のオシャレを丁寧に考え楽しむことがあなたの今日を、ひいてはそのファッション観があなたの人生までもを大きく変えていくことでしょう。ぜひ自分だけのオシャレを見つけていきましょう。
最後に今回インタビューに快く応じてくださった5人の女性に感謝申し上げます。
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