「おしゃれをするのは何故か?」49年間かけて出した私の答えとは

これまで2年間

スキルアップ後


カラー診断
骨格診断
スタイリング講座
クローゼットコンサル

を通して自分の成長と共に沢山の女性と
出会うことができました。


それぞれの悩みの中で共通して
言えることは


皆さん、心の中で感じていること
痛みだったり悲しみだったりを


それに慣れてるような、気づかないふりを
しているような

気づいているような隠しているような
とても複雑な印象を受けることです。

一つ私はあなたにお聞きしたいことが
あるんですね。



あなたはなんのために
おしゃれになりたいですか?



私はおしゃれの本質はここにあると
思っています。



衣類として寒さ暑さがしのげて
人様に迷惑をかけないためなら
家族の着古した服で十分。






人によく見られたいから?


だったら好印象を与える洋服は
たくさんあります。


おしゃれである必要は
ありません。


お洋服をきちんとお手入れして
清潔感があって女性らしい
白いブラウスとスカート、
黒のパンプスとシンプルなバッグ

これで十分人には
好印象を与えることが
できます。

家にいる時なんて人に
会わないんだから
適当で大丈夫です。


おしゃれだと思われたいから?




残念ながらおしゃれには
キリがありません。



お金と若さと美貌スタイルセンスが
ある人には勝つことはできません。


その人の横に行けばひとたび
自分は普通の人に変わってしまいます。



そして人からおしゃれだと
思われたからと言って
あなたの価値は上がりも
下がりもしません。




私はずっとこのことを考えていました。
プロに作ってもらったコーディネートを
着て出かけても


私よりいい持物を持っている人
顔やスタイルに恵まれてる人
センスが長けている人はここ福岡にも
山ほどいます。


私はどこまで行けば気が済むのか?
世界一にでもなろうとしてるのか?
ダサく見られたくないからなのか?
人並みになりたいのか?



色んな問いかけをしても
納得行く答えは出ませんでした。






おしゃれ迷子だった時
私は誰もが羨むようなおしゃれな人に
憧れていました。



目立っているSNSのインフルエンサー
芸能人やモデルそういった人たちを
追いかけていって


彼女たちと同じになることが
自分のベストだとも思っていました。



だけど服を着れば着るほど
エネルギーと自信をなくして
いきました。



似合っている状態とは
なんなのか


正解もわからなかった。




他人ばかりを見て
自分の本当の姿を見ようと
してなかったからですね。







先生に沢山のコーディネートを
作ってもらってそのコツや感覚は
掴んだけけれど



すぐには先程の問には答えることは
できませんでした。




その後も自分のおしゃれとは
なんなのかを知るために
そのスキルを使って引き続き
コーディネートを作りました




並行して私にコーディネートを
依頼をしてくださる方とその洋服たちとも
真剣に向き合いました。



そうすることで、各診断士育成講座や
ファッションコーチングで習った
スキルとは全く別のものが
自分の中に生まれてきました。





自分が納得いく
コーディネートやスタイリングとは


人から見て大したことない痛みでも
自分にとって大きな痛み


そこから抜け出た時に出来上がります。





そこは正直どんな人に習っても
解決することができなかった部分です。



「そんなに気にすることないよ」



こう人から言われることでも
自分にとっては大きなことって
あると思うんです。



それは体型だけではなく
内面の部分も含めてです。



人によってそれは違うもので
目に見えやすい部分もあれば
そこに本人が気づいていない場合あります。



私は私の痛みそして
依頼してくださる方の痛み
を解決する方法を一つ一つ
探して投稿を作っています。



自分の体験と痛みだけでは
私のアカウントは成り立たちません。


私が体験したことがないような誰かの
ことを自分ごとのように日々考えて
伝えていくことで


私の中にたくさんの
スキルが積み上がっていきました。





私はそのスキルを使って
時々自分のためのコーディネートを
作って外へ出かけます。


TPOに合わせて
自分の痛みや抱えていた辛さを
きちんと抜け出せるようにするために
丁寧に服を着て出かける。



そして少しずつ自分の気持ちの変化に
気づきました。



あんなに沢山お金を掛けて
着飾ってもなんの自信も
生まれなかったのに



プチプラでも

自分に似合うテイスト
シルエット
体型補正とスタイルアップ
カラーバランス
ヘアメイク

がしっかりと考えられていて
これでいいと思える要素が
たくさん詰まったコーディネートは



びっくりするほど他人はどうでも
良くなるものなんですね。



どんなおしゃれな人を見かけても
「自分はこれがいい」と
思える自分だけのおしゃれをしていると
それを実感することが出来るんです。



それが自分のおしゃれをしていると
いう感覚だと思います。




もう少し言語化すると



どんなに素敵な他人のファッションを
身にまとっても


自分のために組まれてものでは
ないので自分にとってなんの魅力もない
ともいえます。



先程もお話した様に
痛みも悲しみの体験は人によって
違うから。


自分のために組まれているおしゃれは
誰が着たって似合わない
自分にしか着こなせないものです。



私がどんなにあこがれの人と同じものを
着ても心が満たされなかったどころか
その差を実感して自信をなくしていった
原因はこういうことだったのかと思います。




そしてご縁を頂いた方からも
全く同じような体験のご報告を
いただくようになりました


自分がこれがいいと納得して
まいさんに作ってもらった
コーディネートの服を選んで
友達と出かけました。

いつもと全く気分が違って
本当に楽しめました。




こういったメッセージを頂く度に
私の考えが確信に変わっていきました。




おしゃれは自分を好きになるために
するものだと。




どれだけエネルギーを掛けても
自分を好きになれないファッションは
どこまでいってもおしゃれではないんですね。



もし、あなたが誰かにおしゃれだねと
過去言われたことがあって
自分はダサいと感じる、自信が出ないなら
それはなおさら


それは自分でつくったファッションを
している自分が好きでは
ないからだと思います。




自分を好きになるファッションは
とても繊細なことに気を使う必要があります。



巷で発信されてる商品情報を見て買う
ありきたりな着こなしの情報を真似する


それとは全く違います。




自分の本当になりたい自分や
自分が本当に抱えている痛み
これを全部出して組み立てる必要が
あります。



お買い物同行、診断をして
上手くいかない方

本当に沢山見てきました。



それはどちらが悪いわけではなく
ファッションがそこまで深く自分の
奥底に関わっているという認識が
なかったからだと思います。



表面的な悩み
興味本位
他力本願
一時的なモチベーション


これではどんなに優れた
スタイリストさんに
お願いしても結果は出ません。



優先順位が高ければ高いほど
結果は大きく出てきます。






私はずっと自分が自分であることを
嫌がっていました。

出来ることなら誰かと
この器を取り替えたら
私の人生は違ったのに


そんなことを考えて生きてきました。



でも本当にそうなのかと思うんです。



人ばかり見て自分の器に感謝して磨けない人が
どれだけ器を取り替えても結局同じような
状態になっていたんじゃないかと。



ましてや
器を誰かと取り替えるなんて不可能ですね。



そのまま自分を嫌って最後の時まで
私ってなんだったんだろうと思うのか


与えられた器を最後までピカピカに
磨く努力をした自分と人生に満足するのか


えらい差です。



泣いても笑っても
どの人の人生も一度きりしか
ありません。



これまでお話してきたとおり
ファッションは目に見えないけれども
自分の人生レベルで影響をしている
ものです。



40代は女性にとってとても
重要な年代でもあります。



ちやほやされてきた20代30代とは
全く違う見方をされる上に

心身ともに大きく変化を起こします。
放っておけばどんどん自分の変化に
戸惑い肯定する部分は減っていきます。


その迷いを
一時的なもんだろう
自分と向き合うなんてめんどくさい
たががファッションでしょ


そういって蓋をすることは
わたしに言わせると恐怖で
しかありません。




器はどんなに頑張っても同じでは
いられないし、老いていくものです。



そのままでいたら、もう肯定感もどん底
輝いている周りと比べて


心の中でひがんで妬んで老いていく
なんてこんなに不幸なことはありません。






洋服には不思議な力があります。

重心を上げたり下げたり
細く見えたり太って見えたり
華やかに見えたり地味に見えたり

大人になると服はおしゃれと同時に
変化した自分を補ってくれる役割を
果たします。


下降していく肯定感を
あげてくれるのも服の力です。



大人がこの力を使わない手は
ないと思います。


今の自分に合ったファッションは
今しかできない。
いつもそんな気持ちで



誰が何を着てようと
このファッションを着た自分好きだと
言えることは大人の女性にとって
重要な幸せの形だと思っています。









6回に渡って長文ブログをお送りしました。
沢山の方から応援されたり共感されたり
私にとってとても嬉しい期間でもありました。



私はほとんど人に何かを相談することは
ありませんでした。

苦難は自分で乗り越えるものだと
勝手に思い込み

強い自分に何故か価値があるとさえ
思っていました。


でもどうなんでしょうね。


いまは

強いから何??
きれいに生きたから何?
人から羨ましがられたからそれが?



こういった事を自分に問いかけるように
なりました。


それが自分が望む幸せであれば構いません。


だけど私は強がっても、キレイに生きても
人から羨ましがられても


全く幸せだと感じたことは
ありませんでした。



私は自分の抱えていることを
隠していても
晒していても

人から何を言われても


自分の人生は自分で舵をとると
決めてから楽になりました。

自分の幸せは人が決めるものじゃなく
自分がどう感じているかです。




他人軸で生きても
自分軸で生きても



嫌われる時は嫌われる
好かれる時は好かれる


だったら自分軸の方が
ずっと楽だと知りました。




人生
ハードモードにするのも
イージーモードに
するのも全部自分。



そう思って生きてます。






この長文を最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました。


すこしでも洋服を通した私の経験や
心の変化が誰かの何かの気づきに
つながればと思い書かせていただきました。


読んでくれてたあなたの一日一日が
いつも心穏やかで充実したものに
なりますように。


ありがとうございました。
































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