買っても買っても着る服がない。クローゼットはパンパン。だけどいつまでたっても「おしゃれ好きな普通の人」から抜け出せない。これが以前の私でした。
・買ったばかりなのにまた服を購入して飽きるの繰り返し
・洋服代とおしゃれの満足度のバランスが悪い。
・数回しか使ってないアイテムがクローゼットを占めている
・毎回違うタイプの服を買ってしまう
こんな経験ありませんか?
私は10ヶ月間プロからスタイリングのコーチングを受けて以降「着る服がない」と感じることがなくなりました。それはなぜなのか?
ここでは女性は服を買わずに10ヶ月間過ごすと何に気づくのか?人生で初めての貴重な経験から生まれた新たなファッションに対するを意識をお伝えします。
服を活かせてない自分のファッションスキルに気づく
服はあるのに着る服がないと感じる原因は、自分のコーディネートに満足できていないから。良い素材を仕入れているのに我流で作って無難、それ以下の仕上がりになってしまったお料理と同じです。
・垢抜けない
・今の自分に合っていない
・スタイルアップできない
私がずっと抱えてきたファッションに対しての悩みの殆どは知識不足が原因でした。
ファッションを垢抜けさせるために必要なこと
コーディネートの質を決めるのは
・上下のバランス
・テイストの統一と外し
・カラーコーディネート
・ヘアメイク
これらの知識を身につければ垢抜けたおしゃれなコーディネートを自分で組むことができます。
自分に合ったファッションを見つける
今の自分に合ったファッションがどんなものかに迷いがある。SNSでもフォロワーさんからもよく聞くお悩みです。
・体型
・その人の雰囲気
・なりたい自分
・好み
・世代
メジャー化した「診断」は客観的な自分を知るためのもの。そこに自分の意思が加わることで自分に合ったファッションを見つけることができます。
スタイルアップはファッションの一部
おしゃれの要素の一つに「スタイルアップ」があります。おしゃれに決まらないのは洋服をどう着ればスタイルアップするかを知らないのも原因。
「自分の体の特徴を知り、体型カバーしながら長所を活かす」
洋服でスタイルアップする方法はこれが一番だと思います。
〇〇な時に着よう⇒洋服の旬を逃していた
「買っても買っても着る服がない」と感じる原因にこんな理由から旬を逃して洋服を買い足してしまうことが過去にたくさんありました。
「お出かけや特別な日に着よう」
⇒特別な日よりも日常の割合が多いならその服が日常に使えるかを考えて選ぶ。お値段がはる洋服でも最終的にはコスパはあがります。
「季節がきたら着よう」
⇒明日すぐに着れるかを考えて買う。季節が変わった時には旬をのがして使えない服、着る気分ではない服になっていることがあります。
「痩せたら着よう」
⇒今着ることができるか基準にして選ぶ。痩せた時にはまた違う旬な服に出会えるからです。
「小物を買ったら着よう」
⇒先に小物を揃える。洋服より靴やバッグが高価であったり選ぶのに時間がかかる場合が多く、すぐ調達できる可能性が低いからです。
ファッションに対する価値観が時代についていけてなかった
時代の変化とプチプラ商品が多く流通することで、一昔前のファッションに対する価値観が変わってきました。
プチプラ商品への意識が低かった
低価格の洋服の管理が高額のものとくらべ劣っていることに気づきました。無意識に低価格の商品の扱いをぞんざいにし自らそれをもう着れない服だと思いこんでいることも多かったです。
・毛玉や毛羽立ちの除去
・アイロン
・手洗い
こまめにプチプラの洋服も管理すればいざという時、あわてて洋服を買いに行ってしまうことも減ります
バリエーションの呪縛
これはスタイリスト地曳いく子さんの【服を買うなら捨てなさい】を読みハッとさせられたことです。
確かに毎回違った服をきていればおしゃれなわけではありません。
沢山の洋服を着ることで気分が上がるという考えもありますが、「着回し」「小物」「ヘアメイク」で違った装いに見せることもできます。
「おしゃれ力」は限られた洋服の中でいかにセンスよく見せることができるかを考えていくからこそ、磨かれていくものだと考えています。
業界の時代による変化を知る
バーバリーの商品焼却の一件で業界の裏側が浮き彫りとなり消費者の洋服に対する意識も大きく変わりました。
現在サステナブルな服はトレンドとなり、フェイクやリサイクル素材の価値観が変わりました。
バリエーションを求めセール価格で購入する時代から、自分が共感する服作りをしているブランドやメーカの服を適正価格で購入し応援する意識が「おしゃれでかっこいい」という新しい時代がやってきたことは私達日本人にとって革命的だと思います。
まとめ
いかがでしたか?
ほとんどの女性はクローゼットの20%しか活用できていないというデータもあるそうです。服を買わずに過ごした10ヶ月間はとても価値ある有意義なものとなりました。
・ファッションの知識・技術を磨く
・買った服の旬は「今」
・洋服のポテンシャルを最大に引き出す
ファッションは悩むものではなく楽しむもの。そう気づかせてくれたのもこの10ヶ月間。
これらに気づいて以降私は無駄なお買い物がなくなり、本当に必要なものが何なのかを知ってお買い物ができるようになりました。
そして今では私のクローゼットには「着る服が沢山ある」ということに毎日喜びを感じ、同じようなお悩みを抱えている女性たちのファッションのアドバイザーとして活動しています。
10ヶ月の間、私に質の高いファッションの意識と素敵なスタイリングの数々を教えてくれたスタイリストERIさんに心から感謝しています。
スタイリスト ERIさんプロフィール⇒ ☆ / インスタグラム⇒ ☆
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