表情や体型の変化がおとずれファッション変革期が起こる40代50代。
痛くても誰も自分には教えてくれないし、実際のところ自分のファッションてどうなのか気になることだってありますよね。
「痛い」ファッションとは一言で言うと「不自然と違和感」
365日、大人のカジュアルファッションを研究し、SNSでフォロワーさんたちからDM・コメントなどを通じてご意見をいただいた内容をもとに大人の「痛いファッション」「痛くない」ファッションとはどんなものかについてお伝えいたします。
これだけは避けたい! 大人の痛いファッション 4つ
まずは痛いファッションとは何かを知ることから始めましょう。
1 若作りしすぎ
若者がしているスタイルやヘアメイク
これらをそのままやってしまうと、どんなに人から若く見えると言われてもどうしても「若作り」に見えてしまいます。生きてきた時間は顔だけに現れるものではないからです。
2 流行に乗りすぎ
おしゃれな人は自分のファッションスタイルをすでに確立しているもの。流行に振り回されている様が内面的な痛々しさを表現してしまいす。
とはいえ、
雑誌やSNSのチェックはファッションのアップデートのためには有効です。
3 隠しすぎ
体型を気にして全身オーバーサイズや極端なアイテム使いは自らコンプレックスを強調しているようなものです。
なんでも意識しすぎるとナチュラルさが欠けてしまって痛くなってしまいます。
4 〇〇診断にとらわれすぎ
診断すること自体は客観的な自分を知る上で有効ですが、それにとらわれ過ぎたファッションは不自然。
ある程度知識がある人にはそれが伝わってしまいます。
ファッションの中には「外し」「アシンメトリー」「着崩し」という言葉があるようにオリジナル性やアンバランスさに面白さがあるので程々に。
痛くないファッションのポイント
では痛くないファッションとは?
実は痛くならない大人のファッションはインフルエンサーやモデルさんみたいにしなくても、ポイントを押さえれば簡単に楽しむことができます。
清潔感
私達人間は放おっておくと年々清潔感を失っていきます。
まずは、シワ、シミ、毛玉のないよい状態の洋服を着ることが大切です。
TPOにあったスタイル
極端に言えばご近所に結婚式の二次会に行くようなパーティースタイルではTPOに合っているとはいえません。
「痛い」ファッションをしている人には少なからずこれに似た不自然さがあります。
その場、その季節にふさわしいファッションやヘアメイクを選ぶことが大切です。
女性らしさ
・きれいな色を取り入れる
・上下のどちらかは小さいシルエット
・ヘルシーな肌見せ
・アクセサリー
・ヘアメイク
ファッション目線や男性目線からも、「女性らしさ」をどこかに取り入れることは重要なポイントです。
体型を活かす
大人体型になるとどうしてもやってしまう「隠す」ファッション。
「ファッションは自分をきれいに見せるもの」
自分の体の特徴を知って、見せれるところは活かしていく。カバーしたいところは工夫する
このバランスが大切です。
SNSで支持されたコーディネート例
ここでは私がインスタグラムで投稿してきたコーディネートの中で、フォロワーさんから反応が良かったコーディネートをご紹介します。
ご近所スタイルでも細部にこだわった簡単コーデ
沢山のコーディネートにチャレンジしてきましたが、一番アクセスを集めたのは夏に投稿したこちらのコーデでした。
コンプレックスだらけでも肩がしっかりある、ウエストは出せる。このあたりをいかして太めのデニムで下半身をカバーして可能な限りスタイルアップの着こなしをしました。
注力したのはヘアメイク。
細部にこだわって仕上げることでなんでもないファッションも好感を与えるということだと思います。
お一人様ショッピング。女性らしさとシルエットにこだわったスタイル
こちらもアクセス数が良かったものです。
痛くなりがちな子供っぽいトップスを、パーソナルスタイリストERIさんに大人っぽくコーディネートしてもらったものです。
下に合わせたワイドパンツで下半身はすべてカバー。出しても抵抗ない首周りはしっかり見せました。
ガーリー派に支持を集めたコーデ
寒くなってから好評だったスタイルはこちら。
痛くならないか心配してしまうギャザーやフリルがついたワンピースを色味を抑えてツヤ感がある小物を加えてERIさんに提案してもらったコーディネートです。
ハイゲージの男性物のカーディガンで着太りを抑え、革のブーツでバランスをとっています。
インスタリール27万回再生された冬のカジュアルコーデ
こちらは旧アカウントのリールで多くの人に支持されたスタイルです。同じくERIさんが手持ちのものだけで作ったコーディネートです。
冬はメリハリをつけるためにボトムスは細身を使ってレイヤードで防寒しながら着太りを防ぎます。
好感が持てるファッションとは流行や特別なファッショナブルさとは違うところにあるものだと感じました。
旧インスタグラム ⇒ こちら
普通の服に自分らしい小物をプラスしたワンマイルコーデ
こちらの投稿は男女ともに好評いただいたコーディネートです。
体型にあったベーシックアイテムと自己表現する小物を使えば、痛々しさを抑え自分らしいファッションを楽しむことができると思います。
まとめ
いかがでしたか?
好きな服を好きに着たらいいじゃん!
そう思う人もいるかもしれません。
だけど、
私も過去に人目を気にしてファッションをどうしたらいいのかわからなくなって悩んだ過去があります。
痛いファッションとは = 「不自然と違和感」
・若作りしすぎ ・流行にのりすぎ ・隠しすぎ ・〇〇診断を気にしすぎ
自然体で健康的なおしゃれが好感を集めます。何事もやりすぎ注意です。
大切なのは
・清潔感
・TPO
・女性らしさ
・体型を活かす
周囲の人たちは思っている以上にハイレベルなファッションを評価しているわけではなく、ありきたりの中にもその人らしさがある自然体に見えるファッションを好んでいます。
若く見せたい。痩せて見せたい。隠したい。
女性なら誰だってそう思います。でも過剰なその意識は逆効果になってしまいます。
等身大の自分を素直に表現することが、若々しく健康的なファッションに繋がっているのだと思います。
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